大の里は大関・豊昇龍にひっくり返され3敗に後退

[ 2024年5月22日 18:20 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2024年5月22日    両国国技館 )

<大相撲夏場所11日目>大の里(左)は豊昇龍の下手投げに敗れる(撮影・小海途 良幹)
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 2敗だった新三役の小結・大の里(23=二所ノ関部屋)は大関・豊昇龍(25=立浪部屋)の下手投げで豪快にひっくり返され、3敗に後退した。

 立ち合いで豊昇龍が右を差し、下手をつかんだ。大の里は左でおっつけながら前へ出る。左上手もつかんでいた豊昇龍は相手の前へ出る力も利用しながら右下手投げ。1メートル92、181キロと大柄な大の里が宙に浮き、背中から土俵へ叩きつけられた。大の里は豊昇龍と対戦した過去2回に続き、今回も下手投げに敗れた。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元幕内・玉飛鳥の熊ケ谷親方は鮮やかな内容に「(柔道の)一本です」と絶賛した。右下手だけでなく、左上手でひねり、右足で相手左足をはね上げる複合技だったことを指摘。「(大の里から)下手投げは意識されているのに決めた。これだけ宙に浮くことはない」と驚いていた。

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