史上最年少プロ転向の大器 15歳香川友「大谷さんのような選手に」

[ 2024年3月20日 04:38 ]

「世界一」の文字の前でポーズをとる香川友
Photo By スポニチ

 男子ゴルフで15歳7カ月13日の史上最年少でプロ転向を宣言した香川友(15)が19日、千葉県野田市で会見を行った。尊敬する大リーグ・ドジャースの大谷翔平がアンバサダーを務める「BOSS」のグレーのスーツを着用し「大谷選手のように笑顔と真剣さが絶えない選手になりたい。マスターズ優勝と世界ランク1位を目指して頑張りたい」と初々しく目を輝かせた。

 1歳でゴルフを始め、父・正宏さん(52)が経営する関宿ゴルフセンターで腕を磨いた。小学6年でプロに交じってミニツアーで67をマーク。これまでレギュラーツアー3試合にも出場した。

 体づくりについては「おなかが減ったら食べます」と成長盛り。好物は吉野家の牛丼。身長1メートル76、体重105キロと恵まれた体格で1Wの飛距離は300ヤード超を誇る。昨年に日本ツアー出場権を懸けた予選会で3次まで進み、中学を卒業した今月13日にプロ転向。高1でプロ転向した石川遼らを超える史上最年少となった。

 今年2月に尾崎将司主宰のアカデミーのセレクションに合格し“ジャンボ軍団”の一員となった。尾崎からは「中学卒業できたのか。頑張れよ」と激励を受けたという。デビュー戦は未定だが、「まずはツアーに出て予選通過。そこからどんどん優勝して上にいけたら」。15歳の大器が新たな一歩を踏み出す。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月20日のニュース