バレー日本代表、五輪メダル獲得へデアルマスを初選出 攻撃力魅力のキューバ出身アタッカー

[ 2024年3月20日 04:37 ]

デアルマス・アライン(SUNTORY SUNBIRDS提供)
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 日本バレーボール協会は19日、今季の男子日本代表登録選手32人を発表し、キューバ出身で2月に日本国籍を取得したデアルマス・アライン(23=サントリー)を初選出した。主将の石川祐希(28=ミラノ)、高橋藍(22=日体大)らも順当にメンバー入りした。5月開幕のネーションズリーグや、7月開幕のパリ五輪など国際大会のメンバーはこの中から選ばれる。

 52年ぶりの五輪メダル獲得を目指す龍神NIPPONに新兵器が投入される。デアルマスはキューバで生まれ、U―18同国代表の練習に参加した経験も持つがアタッカーとしては小柄なため母国よりもチャンスが広がると高校1年時に来日した。

 サントリーには日本国籍取得を前提にしたB登録外国籍選手で入団。今年2月に日本国籍を取得した。今季Vリーグでは日本人2位の473得点を記録。最高到達点3メートル55は石川らを上回り代表でもトップクラス。得点源として期待される。

 デアルマスはチームを通じて「自信があるアタックとサーブを武器に日本代表のユニホームを着て世界の舞台に立てる日を心待ちにしている。今年はパリ五輪も開催されるので今以上に成長した姿を見せるように頑張る」とコメントした。

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