パリ落選の伊藤美誠「張本選手なら納得」代表争った15歳に「これからの日本代表を引っ張っていく存在」

[ 2024年2月8日 12:31 ]

穏やかな表情を浮かべる伊藤美誠(撮影・小海途 良幹)
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 16日に開幕する卓球・世界選手権団体戦(韓国・釜山)の日本代表の公開練習が8日、都内の味の素ナショナルトレセン(NTC)で行われ、パリ五輪の代表から落選した女子の伊藤美誠(23=スターツ)が参加した。

 パリ五輪の代表発表から3日。夢舞台には届かなかった伊藤が、発表後初めて公の場に姿を見せた。コートでは汗を流さず、別メニューでの調整後、取材に応じた。

 約2年に及んだ五輪選考レースを終え、パリ切符には届かなかった。この日は初めて落選について言及。「発表がどのタイミングかは知らなかったんですけど、私はその前から連絡をもらっていた」と明かした。

 選考レース最終戦の全日本は女子シングルスで6回戦敗退。「全日本が終わって、その日の夜に新しい目標を立てることができた。このまま終わるのは寂しい気持ちがあるので。五輪までに世界の大きな大会がある。そこに出て、世界ランクをどんどん上げていきたい」と決意を語った。

 パリの団体代表に選出されたのは15歳の張本美和(木下グループ)だった。伊藤は「張本選手はこれからの日本代表を引っ張っていく存在だし、驚くことはなかった。自分と二択かなと思っていた」とし、「私も15歳で五輪に出て、15歳で経験できるのは凄く大きい。張本選手はこれから出ていかないといけない選手。張本選手なら納得する部分があった」と話した。

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