パリ落選の伊藤美誠、16日開幕世界選手権へ決意新た「責任を持って」「目いっぱい楽しみたい」

[ 2024年2月8日 12:20 ]

取材に応じる伊藤美誠(撮影・小海途 良幹)
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 16日に開幕する卓球・世界選手権団体戦(韓国・釜山)の日本代表の公開練習が8日、都内の味の素ナショナルトレセン(NTC)で行われ、パリ五輪の代表から落選した女子の伊藤美誠(23=スターツ)が参加した。

 パリ五輪の代表発表から3日。夢舞台には届かなかった伊藤が、発表後初めて公の場に姿を見せた。コートでは汗を流さず、別メニューでの調整後、取材に応じた。

 現在のコンディションについて、「全日本の後はほとんど動いていなくて、まずはトレーニング室でやって、徐々に動かしていかないと無理してしまう。明日から練習する予定で、今日は調整する日にしました(12月から)肋骨がずっと痛くて、咳をずっと出ていた。(今も)くしゃみとか咳をする時は固定しながら咳をするようにしているけど、だんだんと良い感じです」と説明した。

 世界選手権に向けて「今回、五輪とか選考レースを終えてからの世界選手権。久々にみんなが穏やかになっていて、新しいチームジャパンになるのかなと思う。どの試合に出るかも分からないけど、私自身も、出場した試合に責任を持って、目いっぱい楽しみたい。目標は世界選手権団体で金だと思うし、私も出た試合に全勝という目標があります」と闘志を高めた。

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