伊藤美誠、パリ五輪補欠には消極的 女子代表監督「無理強いはできない」「でも…」

[ 2024年2月8日 14:24 ]

穏やかな表情を浮かべる伊藤美誠(撮影・小海途 良幹)
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 16日に開幕する卓球・世界選手権団体戦(韓国・釜山)の日本代表の公開練習が8日、都内の味の素ナショナルトレセン(NTC)で行われ、パリ五輪の代表から落選した女子の伊藤美誠(23=スターツ)が参加し、五輪補欠に関しては消極的な姿勢を見せた。

 伊藤はこの日、五輪補欠について問われると「東京五輪では早田選手が支えてくれて私も頑張れた」とした上で、「でも、私はリザーブというのは向かないと思う。いかないと思います」と話した。

 女子日本代表の渡辺武弘監督は「これから確認しようかなと思います。本人の意志がそうであれば、無理強いはできない。でも、本人の気が変わるかもしれません」と説明した。

 この日の練習前、指揮官と伊藤は笑顔を交えながら話し合い、コンディションを確認。パリ五輪出場は逃した伊藤だが、気持ちを切り替え、世界ランク1位を目指す覚悟を口にした。その姿勢に「さすがだなと思った」と渡辺監督。「普通なら時間を置く選択もあるだろうけど、気持ちは切り替わっているのかなと。さすがだなと。また彼女が4年後に“大魔王”になるのを見てみたい」と期待を寄せていた。

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