【箱根駅伝】前回総合2位・中大、まさか往路13位 棄権寸前の大ピンチだった 16人中14人が体調不良

[ 2024年1月2日 16:46 ]

第100回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2024年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間107・5キロ )

<箱根駅伝往路 戸塚中継所>レースを終え、悔しそうな中大・吉居大(撮影・木村 揚輔) 
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 第100回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われた。

 前回大会で総合2位に入った中大が、往路13位と沈んだ。

 1区は溜池一太(2年)が担ったが、日体大、立大との最下位争い。盛り返すことができず、首位・駒大と1分50秒差の区間19位となった。

 各校のエースが集った花の2区では、昨年の2区区間賞の中大・吉居大和(4年)が懸命の追い上げを見せ、12キロ過ぎに17位に浮上。しかし、終盤はスピードは上がらず、17位のままタスキリレーした。記録は1時間8分4秒で区間15位だった。

 3区では、昨年3区区間賞の中野翔太(4年)も区間20位と苦しい走りに。ペースが上がらないまま、18位でたすきをつないだ。

 4区・湯浅仁(4年)は、区間3位の力走で6人抜き。悪い流れを断ち切り、13位でたすきを受けた5区のルーキー・山﨑草太(1年)は、順位を落とさず、13位で走りきった。

 優勝候補として注目されていただけに、ネット上では「何かあったでしょコレ」「残念だった」「まさかのシード争いになるとはなぁ」「どうしちゃったんだろう」「箱根前にハプニングあったんじゃないの?」など選手のコンディションを心配する声が上がった。

 レース後、藤原正和監督は「12月にメンバー16人中14人が体調不良だった。コロナ、インフルではないです」とし、棄権も検討していたことを明かした。「整わなかった。私のマネジメントの問題。よくあそこまでもってきてくれた」と選手をねぎらった。

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