渋野は難しい条件下で71「苦しかったけど、なぜか1アンダーで回れた」シェブロン選手権第3日

[ 2023年4月23日 07:32 ]

米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第3日 ( 2023年4月22日    米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6824ヤード、パー72 )

<シェブロン選手権第3ラウンド>スコアをひとつ伸ばしてホールアウトし、同組のエワート(左)と抱き合う渋野(撮影・光山 貴大)  
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 前日から持ち越した第2ラウンドの残りを消化した後、第3ラウンドが行われ、49位で決勝ラウンドに進んだ渋野日向子(24=サントリー)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算1アンダーに伸ばし、29位に順位を上げた。

 ラウンド後、WOWOWのインタビューでは「結構苦しい感じだったけど、なぜか1アンダーで回れて良かった」と笑顔で話した。

 インから出て11番でグリーン手前からのアプローチを寄せきれずボギーが先行したが、パー3の12番でティーショットを2・5メートルにつけて取り返し、13番パー5は第3打を2・5メートルにつけて連続バーディーとした。

 16番で1・5メートルのパーパットを外してスコアを落とし、イーブンパーで折り返すと、後半の2番で2メートルにつけてバーディー。4番はグリーン右のバンカーから寄せきれずボギー。7番パー3ではティーショットがグリーンを外れたが、カラーから長い距離をパターでねじ込んでバーディーを奪った。

 雨の影響でウエットだった前日までとコースコンディションが一変。グリーンが速くなり、風も吹いて、難易度が増した中、しっかりスコアをまとめた。

 渋野は「グリーンは確かに速かったけど、コンパクション的には(前日までの)雨の分、軟らかかった。フェアウエーに関しては、そんなに影響するほどではなかった」と説明した。

 フェアウエーキープは14ホール中9ホール。パーオン成功は18ホール中11ホール。ショットの手応えについて聞かれると「荒れまくっている」と苦笑した。

 首位とは9打差。19念AIG全英女子オープン以来のメジャー2勝目は遠くなったが、最終日に向けて「残り18ホール悔いの残らないように頑張ります」と前向きに話した。

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