神村学園3年ぶり頂点 黒神が区間新「自分でも正直びっくりしていて、とてもうれしいです」

[ 2023年1月23日 06:00 ]

第34回選抜女子駅伝北九州大会(スポニチなど主催) ( 2023年1月22日    小倉城歴史の道発着 6区間27・2キロ )

<選抜女子駅伝北九州大会>高校の部で優勝した(前列左から)1区・田島、2区・ブレンダ、3区沖田、4区・黒神、5区・上野、6区・小倉ら神村学園の選手たち(撮影・岡田 丈靖)
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 高校の部は神村学園(鹿児島)が1時間28分56秒で3年ぶり4回目の優勝。1年生3人が躍動した。

 まずは2区のジェプチルチルが区間新でトップに立つと、圧巻は4区の黒神だ。一般の部の九電工の花房と競り合いながらラスト1キロで突き放して11分54秒で区間新。たすきを受けた時点では高校の部の2位との25秒差を1分28秒差まで広げる激走だった。3位に終わった昨年12月の全国高校駅伝ではサポートメンバーで走れなかった。「悔しい気持ちをぶつけて全力で駆け抜けられた。(区間新は)自分でも正直びっくりしていて、とてもうれしいです」。アンカーの小倉も区間賞で締めて、2位に1分差をつける完勝だった。

 新チームは5年ぶりの全国高校駅伝制覇に挑む。黒神は「小倉とともにチームを引っ張っていけるように頑張りたい」と誓った。(杉浦 友樹)

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2023年1月23日のニュース