コロナでBR東京―大阪戦中止 一時は実施判断も…リーグ「瑕疵」認め陳謝

[ 2022年5月8日 05:30 ]

<BR東京・大阪>試合当日の中止が決まり、秩父宮ラグビー場を訪れたファンに謝罪や説明を行ったリーグワンの東海林一専務理事(中央)ら関係者
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 ラグビーのリーグワンは7日、同日に東京・秩父宮ラグビー場で予定していた1部最終節のBR東京―大阪戦を中止すると発表した。2日に大阪の関係者計13人の新型コロナ陽性が判明。その後2回の再検査結果を受けて実施可能と判断したが、BR東京側に一連の経緯が伝わらず、「両チームの合意形成がなされない状況」として急きょ中止を決めた。

 この日午後、会場で取材に応じた東海林一専務理事は「リーグ側の瑕疵(かし)があった」と陳謝。再試合の可否や中止の場合の勝ち点の取り扱いについては、週明けに発表する見通しを示した。午前9時30分に中止を決めたにもかかわらず、正式発表が11時50分までずれ込んだことについても「(発表文の)文言の調整が一部必要で、発表が後ろ倒しになった。一刻も早くお知らせするべきだった」と重ねて陳謝した。

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2022年5月8日のニュース