山下美夢有が国内メジャー今季初戦で完全V、20歳278日の達成は歴代2位の年少記録

女子ゴルフツアー　ワールド・サロンパス・カップ最終日 （ 2022年5月8日    茨城県　茨城GC西C＝6680ヤード、パー72 ）

＜ワールドレディースサロンパスカップ・最終日＞15番、バーディーを決める山下
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　「新世紀世代」の山下美夢有（みゆう、20＝加賀電子）が初日から1度も首位を譲らない完全優勝を飾った。6打差の首位で出た最終日も3バーディー、2ボギーの71でまとめ、通算12アンダー。最後まで隙を見せない圧巻のゴルフを展開。西郷、笹生らと同じ01年生まれの新世紀世代では初の国内メジャー制覇で昨年4月KKT杯バンテリン・レディース以来のツアー通算2勝目を飾った。

　国内メジャーの完全優勝は、88年ツアー制度施行後で15人目。20歳278日での達成は、05年日本女子オープンを制した宮里藍の20歳105日に次ぐ歴代2位の年少記録となった。

　前半7番までは堅実にパーを並べた。8番で約5メートルのフックラインを沈め、この日最初のバーディーを奪う。9、11番でボギーを叩くも12番パー5で再びバーディー奪取。15番パー3でもピン横4メートルにつけ、この日3つ目のバーディーでガッツポーズ。最後まで他の追随を許さなかった。母・有貴さんは今大会初日の5日に46歳の誕生日を迎えた。この日は家族総出で応援にかけつけ、歓喜の瞬間を見守った。これ以上ない最高の「母の日」となった。