76ersのエンビードが50得点 27分での50得点&10リバウンド以上は史上最短

[ 2022年1月20日 15:55 ]

ハリスとハイタッチをかわす76ersのエンビード(AP)
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 NBAは19日に各地で13試合を行い、76ersは地元フィラデルフィアでリーグ全体最下位のマジックを123―110(前半47―57)で下して26勝18敗。キャバリアーズが敗れたために東地区全体で6位から5位に順位を上げた。

 76ersは前半で10点をリードされたものの第3Qは47―23と圧倒。センターのジョエル・エンビード(27)が第3Qの23得点を含め、フィールドゴール(FG)を23本中17本(うち3点シュートは4本中1本)、フリースローを17本中15本成功させて自己最多記録に並ぶ50得点を記録し、併せて12リバウンド、3ブロックショットもマークして勝利に貢献した。

 76ersで50得点以上を複数回記録したのはウィルト・チェンバレンとアレン・アイバーソンに次いで史上3人目。プレータイム27分での「50得点&10リバウンド以上」は、記録が残っている1955年以降としてはNBA全体の歴代最短記録となった。

 一方、昨季のシーズンMVPとなったナゲッツのセンター、ニコラ・ヨキッチ(26)も延長となった地元デンバー(コロラド州)でのクリッパーズ戦で49得点、14リバウンド、10アシストで3試合連続のトリプルダブル(今季10回目)を達成するなど大活躍。試合は同点で迎えた延長の残り2・2秒、ナゲッツのアーロン・ゴードン(26)がヨキッチのパスを受けて起死回生の3点シュートを決め、130―128(前半37―59、延長16―14)で勝利を収めて今季の成績を23勝20敗とした。

 敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)でレイカーズに勝ったペイサーズは連敗を4で阻止。敗れたレイカーズはここ5戦で4敗目を喫した。また西地区全体4位のジャズは地元ソルトレイクシティー(ユタ州)でロケッツに敗れてここ7戦で6敗目。ホームでは3連敗となった。 

 <19日の結果>
*76ers(26勝18敗)123―110マジック(8勝38敗)
ネッツ(28勝16敗)119―118*ウィザーズ(23勝22敗)
*ホークス(19勝25敗)134―122ティンバーウルブス(22勝23敗)
ホーネッツ(25勝20敗)111―102*セルティクス(23勝23敗)
*ヒート(29勝16敗)104―92トレイルブレイザーズ(18勝26敗)
*ブルズ(28勝15敗)117―104キャバリアーズ(27勝19敗)
*バックス(28勝19敗)126―114グリズリーズ(31勝16敗)
*マーベリクス(26勝19敗)102―98ラプターズ(21勝21敗)
*スパーズ(17勝28敗)118―96サンダー(14勝30敗)
ロケッツ(14勝32敗)116―111*ジャズ(29勝16敗)
*ナゲッツ(23勝20敗)130―128(延長)クリッパーズ(22勝24敗)
ピストンズ(11勝33敗)133―131*キングス(18勝29敗)
ペイサーズ(16勝29敗)111―104*レイカーズ(22勝23敗)
 *はホームチーム

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