稲見が最多4冠受賞 来季は海外メジャー挑戦に意欲「機会があれば行ってみたい」女子ゴルフ表彰式

[ 2021年12月21日 16:24 ]

<2020-2021 JLPGAアワード>賞金ランキングを受賞し笑顔を見せる稲見萌寧(撮影・西尾 大助)
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の表彰式「JLPGAアワード2020―2021」が21日、都内のホテルで行われ、稲見萌寧(22=都築電気)が最多4冠に輝いた。

 今季最多9勝を挙げた稲見は賞金ランキング1位、平均ストローク1位のタイトルを獲得したほか、東京五輪銀メダル獲得による輝き賞、日立3ツアーズ選手権優勝のJLPGAチームの一員として特別賞を受賞した。

 稲見は表彰式を終えて「初年度に新人賞で出たけど、この式に出たい気持ちが凄くあったので、それがかなって良かった」と話した。ブルー系のドレスで着飾っていたが「あまり柄物、フリフリ系のものを着ないので、新鮮な感じがしていいかなと思った」と選んだ理由を説明した。

 今年だけで8勝。夏の東京五輪では、男女を通じて日本勢初のメダルを手にするなど大活躍の1年だった。最も印象の残った出来事を聞かれると「今までも、この先も、なかななかできる経験ではない五輪が一生の思い出になった」と五輪の大舞台を挙げた。

 来季に向けては「今年よりも(いい成績)というのは難しいと思うので、来年もまず1勝を挙げられるように頑張りたい。(初詣ででは)複数優勝できますようにお祈りします」と堅実な目標を掲げながら「主戦場は日本でずっとやっていきたい気持ちは変わらないけど、単発でメジャーとかも出場できる機会があれば行ってみたい」と海外メジャー挑戦の意欲も示した。

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2021年12月21日のニュース