水谷隼にボーナス2000万円 完全引退を撤回、Tリーグ「スポット参戦ある」

[ 2021年8月30日 19:57 ]

卓球の水谷隼
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 東京五輪の卓球混合ダブルスで伊藤美誠と組んで金メダルを獲得し、団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32)が30日、都内にある所属先の木下グループ本社で五輪の報告をした。終了後にオンライン取材に応じ、9月9日開幕のTリーグに出場する可能性を示した。

 「現役を退くという言葉は、ほぼほぼ正しい。それが、例えばTリーグに出ていたとしても、自分の考えとしてはもう現役を退いていると思っている。現在練習も全くできないような状況」と語りながらも、Tリーグの新シーズンに選手登録をして、「スポット参戦的な可能性もありますし」と意思を示した。

 16年リオデジャネイロ五輪で団体銀、個人銅を獲得している第一人者は近年、ボールが見えにくい目の症状に悩まされていた。東京五輪後に「今の気持ちとしては完全に卓球からは離れると思います。悔しいけど、自分の冒険はここまでかな」と引退を示唆していた。

 この日、会社からは2000万円のボーナスが支給された。団体銅の張本智和は500万円が手渡された。

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2021年8月30日のニュース