ウィザーズの新監督にウェス・アンセルドJR氏の就任が内定 親子二代の指揮官誕生

[ 2021年7月17日 09:34 ]

ウィザーズの新監督に就任するウェス・アンセルドJR氏(AP)
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 スコット・ブルックス前監督(55=現トレイルブレイザーズ・アシスタントコーチ)に代わる新監督を探していた八村塁(23)が所属するウィザーズは、ナゲッツのアシスタントコーチを6季務めていたウェス・アンセルドJR氏(年齢非公表=推定45~46歳)と16日までに2日間におよぶ最終面接を行い、スポーツ専門局のESPNは近日中に最終合意に達すると報じた。

 同氏の父はウィザーズでファイナル優勝(1979年)に貢献し、背番号41が永久欠番となっているウェス・アンセルド氏(2020年6月に74歳で死去)。父も1987年から7季ウィザーズ(当時はブレッツ)を率いており、“アンセルド家”は親子二代で同チームの監督を務めることになった。

 息子のアンセルドJR氏は医療系の大学として有名なジョンズ・ホプキンズ大(メリーランド州ボルティモア)の出身だがプロ選手としての経験はなし。1997年に卒業したあとはウィザーズにスカウト担当やアシスタントコーチなどで14年在籍し、ナゲッツのほかウォリアーズ、マジックでアシスタントコーチを務めていた。

 ナゲッツではディフェンシブ・コーディネーター(守備担当)で、今季リーグ・ワーストの118・5失点を記録したウィザーズをどう立て直すのかが注目されるところだ。

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2021年7月17日のニュース