有観客会場で再抽選はソフト開幕戦など7セッション 札幌は日中が有観客、夜間未定

[ 2021年7月9日 18:44 ]

札幌ドーム
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は9日、北海道の五輪会場についても有観客で開催すると発表した。ただし、午後9時を過ぎる試合は検討中で、北海道の鈴木直道知事からは無観客を要望された。東京五輪の有観客は宮城、福島、静岡、茨城(学校連携プログラムのみ)に次いで5県目となった。

 有観客となる計34セッションのうち、「収容定員の50%、最大1万人」の観客数上限の基準に従い、再抽選を実施するのは7セッション。福島あづま球場のソフトボール開幕ラウンド(21日午前9時~3試合)、福島あづま球場の野球開幕戦(28日正午~)、札幌ドームのサッカー男子1次リーグ3セッション(22日午後4時30分~2試合、25日午後4時30分~2試合、28日午後5時30分~2試合)、宮城スタジアムのサッカー男子1次リーグ(午後5時~2試合)と同準々決勝(31日)で、再抽選の結果公表は10日未明で変わらない。残りのセッションは再抽選の対象外となる。札幌ドームで2試合あるセッションのうち、午後9時以降は無観客となった場合は1試合目終了後に観客は退出する。これによりチケットが減額される措置は取られない。

 無観客となったチケット、茨城の学校プログラム以外のチケット、再抽選で外れたチケットについては払い戻しを行う。大会終了後、購入者の登録メールアドレスに連絡が行き、順次返金作業を実施する。

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2021年7月9日のニュース