セーリング 10歳差“ヨシヨシ”組が東京五輪へ抱負、吉田「実力を100%出せるように」

[ 2021年7月9日 21:51 ]

女子470級の吉田愛(左)と吉岡美帆
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 東京五輪に出場するセーリング日本代表選手たちが9日、リモート取材に応じ、470級女子のメダル候補、吉田愛(40)吉岡美帆(30=ともにベネッセ)組が意気込みを語った。

 4大会連続の大舞台となる吉田は「しっかり練習して準備もした。実力を100%出せるように頑張るだけ」と待ち望んでいる。コロナ下により、国際大会へ満足に参加できなくても、日本で懸命にトレーニング。吉岡は「力強い動作を身につけたかったので、フィジカル強化に取り組んだ」と充実ぶりを振り返った。

 10歳の年齢差があるペアで、結成から9年目。吉田は、相方について「組み始めた当初は、セーリングの知識、体力が、五輪に出場するにはまだまだだった」と振り返りつつ、「周りからのアドバイス、サポートを受けて、今では素晴らしいアスリートになった。人としても成長した」と認めている。吉岡も「私たちのペアは10歳差で、経験値も相方の方が高い。相方から学んでいる」と感謝を口にした。

 そんな“ヨシヨシ”組が見据えるのは表彰台だ。吉田は「金メダルを目指したい」と言葉に力を込めた。

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2021年7月9日のニュース