バレー男子日本代表 前日負傷交代の西田有志は右足首捻挫 中垣内監督「骨折等もなく」

[ 2021年5月9日 16:31 ]

バレーボール男子日本代表紅白戦第2日 ( 2021年5月9日    群馬・高崎アリーナ )

8日のバレーボール男子日本代表の紅白戦で、足首を負傷し運び出される西田(11)
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 バレーボール男子日本代表の中垣内祐一監督(53)は9日、紅白戦終了後に報道陣の取材に応じ、前日8日に負傷した西田有志(21=ジェイテクト)について「幸い、骨折等もなく、診断でいうと右足首捻挫ということになる」と説明した。詳細については「レントゲンを撮っただけで、精密検査は今後(受ける)。復帰時期の見通しも精密検査を経てになる」と伝え、これからのチーム活動にも同行するとしている。

 西田は8日の紅白戦に紅組として出場していたが、第1セット序盤のラリー中に、ブロック際の着地に失敗し、転倒。自力で立ち上がることができず、関係者に抱えられながら苦悶(くもん)の表情でコートを去り、病院へと運ばれた。

 日本代表は28日からネーションズリーグ(イタリア)に参戦する。西田は、主将の石川祐希(25=ミラノ)とともにエースとして期待される主力選手。中垣内監督は「我々は、彼が1日でも早く復帰できるよう、ベストを尽くして万全の治療体制をもって(東京五輪へ)進む」と語った。

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