シズオカ・ショック再び!クボタが神戸製鋼破り初4強 14人で後半逆転 ラグビートップリーグ

[ 2021年5月9日 14:46 ]

ラグビートップリーグ・プレーオフトーナメント準々決勝   クボタ23―21神戸製鋼 ( 2021年5月9日    静岡・エコパスタジアム )

<クボタ・神戸製鋼>前半、トライを決め、ガッツポーズするクボタ・タウモハパイホネティ(右)(撮影・吉田 剛)
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 レッドカンファレンス3位のクボタがホワイトカンファレンス2位で19年シーズン王者の神戸製鋼を23―21で破り、初の4強入りを決めた。16日に大阪・花園ラグビー場で行われる準決勝では、今季全勝のサントリーと対戦する。

 19年W杯で日本が世界ランキング2位のアイルランドを破った「シズオカ・ショック」の地、エコパスタジアムで、今季躍進を遂げたクボタが驚くべき下剋上を果たした。当初先発予定だったSH井上がコンディション不良のため、4年目の谷口が急きょ先発。想定外の状況となったが、2トライ2ゴール1PGで前半24分までに17―0とリードを奪った。

 しかし同29分、ゴール前のディフェンスでSOフォーリーが相手No・8ナエアタの頭部付近にタックルに入り、レッドカードで一発退場。残り50分間、14人での戦いを強いられ、後半31分についに逆転を許した。しかし同36分、敵陣でペナルティーを獲得し、WTBファンデンヒーファーが逆転のPGに成功。残り時間は徹底してマイボールをキープし、感動的な勝利を収めた。

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2021年5月9日のニュース