早大11位　相楽監督、巻き返しへ「攻めるしかない」復路はスピード重視

第97回東京箱根間往復大学駅伝　往路 （ 2021年1月2日    東京・大手町～神奈川・箱根町　5区間、107・5キロ ）

11位でゴールする早大・諸冨（撮影・尾崎　有希）
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　早大は往路11位と大きく出遅れた。2区に太田直希（3年）、3区に中谷雄飛（同）とダブルエースを配して勝負を懸けたものの、いずれも1万メートルで27分台の好記録を出した先月4日の日本選手権の疲れか、区間13位、6位と期待を裏切る結果。相楽監督は「思った以上に後半伸びなくて…」と振り返り、太田は「申し訳ない。本当にふがいない走り」とうなだれた。

　4区の鈴木創士（2年）が区間3位で8位から3位まで順位を上げたが、5区に抜てきした1年の諸冨湧が区間19位のブレーキ。総合3位以内だった目標はシード権確保に修正せざるを得ない状況だ。指揮官は「攻めるしかない。無難につなぐより、スピードもあって練習もしっかりできたメンバーを中心に組むと思います」と復路の戦いを思い描いた。