五輪ホストタウン、選手と住民のコロナ検査費を国負担で調整へ

[ 2020年12月11日 05:30 ]

ホストタウン事業に参加する自治体の首長らとのオンライン会議で、あいさつする橋本五輪相
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 橋本聖子五輪相は10日、東京五輪・パラリンピックを機に海外選手と交流する「ホストタウン」事業に参加する自治体の首長らとのオンライン会議で、選手と住民の新型コロナウイルス検査経費を国が負担する方向で調整が進んでいることを明らかにした。「十分な予算確保ができるように万全の態勢で取り組んでいく。安心して準備に取り組んでいただきたい」と述べた。

 会議では、宿泊施設などで選手と一般客の社会的距離を確保するための経費や、各都道府県での医療提供体制などへの支援が検討されていることが説明された。首長からは海外からの一般客の受け入れや、海外選手に渡すマスクの仕様に関する質問、各国の日本大使館の協力を求める意見などが相次いだ。

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2020年12月11日のニュース