桐生、日本選手権10秒27で6年ぶりV ケンブリッジとの宿敵対決制す

[ 2020年10月2日 20:34 ]

<日本陸上第2日>男子100メートル決勝、ゴールに飛び込む(左から)飯塚翔太、桐生祥秀、竹田一平、多田修平、小池祐貴、ケンブリッジ飛鳥(撮影・小海途 良幹)
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 コロナ禍で6月から延期された陸上日本選手権の第2日が2日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアムで行われ、男子100メートル決勝で桐生祥秀(24=日本生命)が10秒27をマークし優勝。14年大会以来6年ぶりの短距離日本一に輝いた。ケンブリッジ飛鳥(27=ナイキ)が10秒28で2着、小池祐貴(25=住友電工)が10秒30で3着に入った。

 桐生はスタートブロックの足の位置を修正し、スタートを磨いて臨んだ今大会。準決勝では終盤に伸びを見せ、10秒27の1組1位で通過。決勝も力走し、宿敵ケンブリッジ飛鳥(27=ナイキ)との大接戦を制した。

 桐生はレース後のインタビューで「6年ぶりに優勝できてよかった。(ケンブリッジとの大接戦は)勝ちきれてよかった。タイムは早くなかったが、決勝は勝ち切ることが大事」と喜んだ。

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