Bリーグ開幕！A東京、川崎との優勝候補対決制して快勝スタート

バスケットボール男子B1開幕戦   〇アルバルク東京　85―79　川崎ブレイブサンダース● （ 2020年10月2日    東京・アリーナ立川立飛 ）

＜A東京・川崎＞第1クオーター、シュートを放つA東京・田中
Photo By 共同

　Bリーグの2020～21年シーズンが開幕し、1部（B1）開幕戦は3連覇を狙うA東京が川崎に快勝して白星スタートを切った。

　A東京は第1Q開始1分過ぎ、竹内譲次のシュートがリングにはじかれたところをカークがダンクで押し込み先行。16―16で迎えた第2Qにはスチールからバランスキーの速攻、田中大貴の3点シュート（3P）などで31―22とリードした。第3Qには今季主将に就任した安藤誓哉が速攻に3Pにと大暴れ。田中が川崎ファジーカスへのしつこいディフェンスでミスを誘うなど、58―44と突き放した。第4Qに川崎の反撃を受けたが、バランスキーの3Pや速攻から田中のレイアップなどで逃げ切った。

　昨季は新型コロナウイルスの感染拡大により、3月でリーグ戦が打ち切り。B2への降格がなくなり、今季のB1は2チーム増の20チーム、東・中・西の3地区制から東・西の2地区制に変更された。昨季まで中地区だった川崎が東地区となり、東地区はA東京、宇都宮、千葉、川崎がそろう激戦区に。A東京は8月に田中ら3選手が新型コロナウイルスに陽性反応を示して2週間活動を休止したが、開幕戦で優勝候補対決を制して3連覇へ滑り出した。

　▼A東京　安藤誓哉主将　メンバーが全員そろわない中で、いるメンバーでずっと練習して、開幕戦に勝てて本当によかった。Bリーグが通常どおり行われたのがうれしいし、川崎も含めてファンが来てくれたことに本当に感謝している。