松山「タフな一日だった」伸ばせず1差3位後退も「チャンスある」

[ 2020年8月30日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー BMW選手権第2日 ( 2020年8月28日    イリノイ州 オリンピア・フィールズCC=7366ヤード、パー70 )

第2ラウンド、16番でティーショットを放つ松山
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 首位で出た年間ポイント18位の松山英樹(28=LEXUS)は1バーディー、4ボギーの73と伸ばせず、首位と1打差の通算イーブンパーで3位に後退した。ロリー・マキロイ(31=英国)とパトリック・カントレー(28=米国)が通算1アンダーで首位に並び、タイガー・ウッズ(44=米国)は通算8オーバーで55位。今大会は年間ポイント70位までで争われ、大会後の上位30人が最終戦のツアー選手権(9月4日開幕)に進む。

 7連続パーで迎えた8番で約25ヤードのチップショットをねじ込んでバーディー。松山は思わず白い歯を見せたが、バーディーを奪ったのはこのホールだけだった。9番で2メートルを外しボギーとすると、後半は3ボギーで後退。「タフな一日だった」と疲労感をにじませた。

 フェアウエーに置けたのは3ホールだけ。深いラフから硬いグリーンを捉えるのは難しく、パーオンは6ホールにとどまった。それでも首位とは1打差に踏みとどまり「気持ちを切らさずできた。いい位置で週末を迎えられる」と前向きに話した。

 「荒れてしまった」と反省したティーショットだが「自分の思っている視界から消えるような球が、先週やその前だったら2日やったら10回くらいあったけど、それが半分くらいに減ってきている」とも語り、自信は失っていない。3年ぶりの米ツアー6勝目を十分狙える位置から残り36ホールに臨む。「まずはフェアウエーに打つこと。しっかりマネジメントを考えてしのげばチャンスはある」と表情を引き締めた。

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2020年8月30日のニュース