【渋野に聞く(3)】悔しい通算12オーバー「かなり気持ち的にも苦しかったかな」

[ 2020年8月21日 23:50 ]

米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン第2日 優勝賞金67万5000ドル(約7150万円) ( 2020年8月21日    英国トルーン ロイヤルトルーンGC=6649ヤード、パー71 )

 第2ラウンド、傘を差してコースを歩く渋野日向子(R&A提供)
Photo By ゲッティ=共同

 71位から出た渋野日向子(21=サントリー)は1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78とスコアを伸ばせず通算12オーバーで2日間を終えた。

 渋野との一問一答は以下の通り。

 ――アイアンが怖がっている、コースとは別の部分ですか。
 「正直アースのときも、あんまり風がないなかでもなかなかグリーンオンできていない状況のなかで練習でいい感じではあったんですけど、試合になると他の何が力んでしまったり何かを怖がってか、本当にアースからおかしいというか。振れないな、というのは有りますね」

 ――修正してきた?
 「100%ではないですけど、いろいろやってはきたんですけど、この2週間はひとつも出せなかったというか。ショットに関しては本当にポンコツでしたね」

 ――試合になると特有のところですかね。
 「練習もそんなにいい訳ではないですけど、試合になるともっと悪くなってしまいますし、今回それプラス風だったので、余計に本当に悪いところに行ってしまうとか、乗らないとかで、かなり気持ち的にも苦しかったかなと思います」

 ――3パットは2回。転がってない印象もあったのですが
 「昨日の夜芝を刈ったみたいですが、雨でそこまで昨日と変わらない、むしろ重たくなったなかで、それを分かっているのに風が凄かったので真っ直ぐストロークするに必死で、距離感どうこうのことまで考えれなかったのが正直なところで、そこは慣れていくしかないのかと思いました」

 ――アイアンをしっかり打てなかった原因は。
 「ティーショットが良くなってきたぶん、なんでアイアンにつながらないんだろうというのは、個人的にうーんというところはあって。しっかり体を止めずに回すことはできれば、真っ直ぐ飛ぶのに、手元が浮いちゃったり、体が浮いたり。体がねじれないというか、そういうところが練習でもあまり出来てないので、出来てないというか、終わってからの練習場ではできるのに、なかなか試合の中で自分の思ってもない動きをするので、なかなか自分をコントロールできてない状態ですね。縦距離も合ってないし」

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