IOC 五輪での抗議活動一部容認も バッハ会長「いかなる人種差別も非難する」

[ 2020年6月12日 05:30 ]

IOC、オンライン理事会開催

IOCのバッハ会長(AP)
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 IOCが五輪での抗議活動を一部容認する可能性が出てきた。人種差別への抗議活動が世界的に広がる現状を理事会で議論し、バッハ会長は「いかなる人種差別も非難する」と表明。五輪憲章は競技会場や選手村における政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁止しているが、「選手委員会と協議し、表現の方法を検討している」と明かした。

 IOCは1月に発表したガイドラインで、国歌斉唱時に膝をつくなどの抗議活動は認めないと明文化したばかりだった。

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