東京マラソン20キロ地点 井上、大迫が先頭集団、設楽は第2集団

[ 2020年3月1日 10:13 ]

東京マラソン ( 2020年3月1日    東京都庁~東京駅前 42・195キロ )

<東京マラソン>力走する大迫、設楽らランナーたち(撮影・木村 揚輔)
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 東京五輪マラソン男子代表の残り1枠を争う東京マラソンが1日、東京都庁前スタート、東京駅前ゴールの42・195キロで行われた。今年のレースは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一般ランナーは参加せず、「エリートランナー」枠の選手のみで実施された。

 現日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)と、井上大仁(27=MHPS)は、1キロ2分55~56秒でターゲットとするゴールタイムが2時間3分4秒~46秒の第1集団でレースを進め、20キロを58分41秒で通過した。大迫は13・6キロ地点付近で一時、先頭集団から離れたが15キロ付近で再び集団に追い付いた。

 一方、前日本記録保持者の設楽悠太(28=ホンダ)、山本憲二(30=マツダ)、佐藤悠基(33=日清食品グループ)、堀尾謙介(23=トヨタ自動車)らは、1キロ2分58秒でターゲットタイムが2時間5分10秒の設定されている第2集団に入り、10キロは59分01秒のタイムだった。“3代目・山の神”神野大地(26=セルソース)は第3集団に入った。

 今回の東京マラソンか3月8日のびわ湖毎日で2時間5分50秒の日本記録を破った最速選手が五輪代表の最後の1枠に決まる。日本記録を更新する選手が現れなければ、現日本記録保持者で昨年9月に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で3位の大迫が代表に内定する。

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2020年3月1日のニュース