ジョコ、全豪最多更新の2年連続8度目V 4大大会通算17勝目 世界1位復帰へ

[ 2020年2月2日 22:03 ]

男子シングルスで優勝し、雄たけびを上げるノバク・ジョコビッチ
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 テニスの4大大会第1戦、全豪オープン最終日は2日、メルボルンで行われ、男子シングルス決勝で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6―4、4―6、2―6、6―3、6―4で下し、2年連続8度目の優勝を果たした。

 32歳のジョコビッチは全豪で自身が持つ最多優勝回数を更新し、4大大会で通算17個目のタイトル。優勝賞金412万豪ドル(約3億円)を獲得し、3日付の世界ランキングで2位から1位に復帰する。

 26歳のティエムはオーストリア勢で1995年全仏オープン覇者のトーマス・ムスター以来25年ぶりの4大大会制覇はならなかった。

 男子ダブルスはラジーブ・ラム(米国)ジョー・ソールズベリー(英国)組が初制覇した。

 ▼ノバク・ジョコビッチの話 厳しい戦いだった。ティエムは勝利に近づいたし、近く4大大会のタイトルを取るだろう。この好きなコートで再び優勝杯を手にできてうれしく思う。

 ▼ドミニク・ティエムの話 ジョコビッチはテニスを新しいレベルに引き上げた。また近いうちに彼にチャレンジしたい。来年はこの重圧をはね返したい。(共同)

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2020年2月2日のニュース