道下美里 マラソン視覚障害女子で世界新!自らの記録を1分52秒更新「やりました!」

[ 2020年2月2日 14:54 ]

第69回別府大分毎日マラソン ( 2020年2月2日    大分市・高崎山うみたまご前スタート、大分市営陸上競技場ゴール 42・195キロ )

道下美里
Photo By スポニチ

 第69回別府大分毎日マラソン(スポーツニッポン新聞社後援)が2日、大分市高崎山うみたまご前スタート、大分・別府市亀川漁港前折り返し、大分市営陸上競技場ゴールの42・195キロで行われ、視覚障害女子では、道下美里(三井住友海上)が自らの持つ世界記録を更新する2時間54分22秒で優勝した。

 東京パラリンピックへの出場を確実にしている道下は、序盤から速いペースでラップを刻み、17年12月の防府読売マラソンで記録した2時間56分14秒を1分52秒上回るタイムでゴールした。

 レース後、世界記録に「やりました!ありがとうございます。序盤は抑えていこうって言って、ゆっくりのペースで入って後半どれくらい上げられるのかなあと思いながら、不安を抱えながら走っていたんですけど、しっかり思い通りのペースで後半ビルドアップしてゴールできたのでそれが大きな収穫ですね」と声を弾ませた。そして「みんなが世界記録出せるって応援してくださっている中で結果を出すっていうトンネルをこの1年、なかなか抜け出せずにいて、別大あんまり得意なレースじゃなかったんですよ。なのでずっとエントリーを控えていたんです。でもこのレースで勝てなきゃ東京で勝てないと思って臨んでこの結果は最高です」と声を震わせた。

続きを表示

2020年2月2日のニュース