リーチ“断捨離”でトップリーグへ準備

[ 2019年12月24日 19:34 ]

トップリーグの新シーズンへ向けて意気込みを語ったリーチ・マイケル
Photo By スポニチ

 “断捨離”で新たなスタートを切る。ラグビーW杯後の休養を終え、先週から所属するトップリーグの東芝に合流した日本代表のリーチ・マイケル主将(31)が24日、東京都府中市の同社府中事業所内で合同取材に応じ、代表関連のウエアや備品を一掃中であることを明かした。

 来年1月12日の開幕まで3週間を切り、急ピッチで調整をしているリーチ。オフ中はニュージーランドに里帰りをしながらも、イベントやメディア対応などで一時帰国を繰り返した。そんな中で「どこへ行ってもW杯の話が続いている」とうれしい悲鳴を上げながらも、新シーズンに向けては“雑音”となることを自覚。そこで「ロッカールームにある代表のジャージーや物は、チームメートに渡したり、知り合いにあげている」と断捨離。「もう一度外して、ゼロからやり直したい」と強い覚悟を示した。

 3勝を挙げた15年W杯後は自身を取り巻く環境が一変し、心身の疲労から翌16年は日本代表活動を辞退した。今回は「経験したことで、(取材対応など)マネジメントできている。トップリーグへいい状態で行けると思う」と自信。来年以降の代表活動、4度目となる23年W杯に向けても「もう一度トップリーグで活躍して、選ばれる資格をつくらないといけない。レベルが高い中で勝ち取ることが凄く楽しみ」と横一線のスタートから桜のジャージーに相応しいことを証明するつもりだ。

 所属する東芝は2009年度の優勝を最後に、タイトルから遠ざかっている。11年4月に入団したリーチも優勝経験がないだけに、「ベースからしっかりやっていく。開幕戦(対サントリー)が特に大事」と話した。

続きを表示

2019年12月24日のニュース