乙黒圭、圧勝で五輪王手「次に勝たないと意味がない」

[ 2019年12月23日 05:30 ]

レスリング全日本選手権最終日 ( 2019年12月22日    東京・駒沢体育館 )

男子フリースタイル65キロ級で優勝し、東京五輪に内定した乙黒拓斗(右)は男子フリースタイル74キロ級で優勝した兄・圭祐(左)とともに笑顔(撮影・吉田 剛)
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 フリースタイル74キロ級は、乙黒圭が高谷大を圧倒した。今年、非五輪階級の70キロ級から74キロ級に変更。6月の全日本選抜で初戦敗退するなど結果が出ない中、今大会に照準を合わせパワーアップし、それに伴う体の使い方の改善に取り組んできた。

 普段の大会では弟・拓斗にアドバイスを送るが、今大会は自分の戦いだけに集中。奥井とのプレーオフに勝てば五輪切符を獲得するが「次に勝たないと意味がない」と兄弟出場を決めるまで気を緩めることはない。

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