錦織　全豪オープン欠場も　来季の新コーチにミルヌイ氏迎えると発表

錦織圭
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　男子テニスで右肘手術からの復活を目指す世界ランキング13位の錦織圭（29＝日清食品）が、来季4大大会初戦となる全豪オープン（来年1月20日開幕）を欠場する可能性を示唆した。

　30日に都内で開催された日本テニス協会の表彰ディナーパーティーに出席し、取材に対応。10月22日に手術した患部の回復が順調なことを強調した上で「絶対に無理はしない。全豪に間に合わない可能性もある」と説明した。オーストラリアで開催される24カ国・地域参加の団体戦「ATPカップ」（来年1月3日開幕）からの出場を目指すが、慎重に復帰時期を決める方針だ。

　この日は来季の新コーチに男子ダブルスで元世界ランキング1位のマックス・ミルヌイ氏（42＝ベラルーシ）を迎えることも発表した。ミルヌイ氏は「ビースト（野獣）」の愛称を持ち、1メートル95の長身から放たれる強力なサーブ、ネットプレーが武器。錦織は「プレースタイルがちょっとだけ自分に似ていて、彼みたいなプレーをしたいというのもある」と説明した。11年からコーチを務めたダンテ・ボティーニ氏との契約を終え、主要大会のみサポートするマイケル・チャン氏（米国）は続投する。