八村 今季初の連勝に「雰囲気良くなる」開幕1カ月迎え「だんだん慣れてきた」

[ 2019年11月23日 12:47 ]

ホーネッツ戦に出場したウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)は22日、地元ワシントンDCで行われたホーネッツ戦で21分20秒プレーし、2戦連続2桁となる15得点、2リバウンド、2スチールをマークした。チームは125―118で逆転勝ちして今季初の2連勝。成績を5勝8敗とした。

 試合後の八村との一問一答は以下のとおり。

 ――13点差をひっくり返しての見事な逆転勝利。
 「僕もこの一戦は凄く勝ちたかった。ずっと連勝はしていなかったので、これがチャンスだと思って僕らも気合入れて入りました。ディフェンスのところでやっぱりやられたところが多くて、そこでハーフタイムが終わったあとも何ストップかすれば絶対に勝てるっていう話はしていたので、今日はできてよかったなと思います」

 ――シーズン初の連勝で自信がつくのでは。
 「そうですね。シーズンの始めはあまり良くなかったんですけど、こうやってちょっとずつ勝っていって、チームの雰囲気も良くなりますし、チームの状態も良くなっていって、いい感じになってきているなと。これから上げていきたいなと思います」

 ――会場もかなり盛り上がった。
 「今日は金曜日だということもあって、人もいっぱい来ていた。ホームゲームでこうやって盛り上がれて、勝つことができて良かったなと思います」

 ――最後は控えのジョーダン・マクレーが大活躍だった。
 「ジョーダンはああやって短い時間でしっかりと決めてくる選手。いいディフェンスもしてくれる選手なので、今日は活躍してくれて良かったです」

 ――個人としては15得点で、FGは7/12だった。
 「今日はカットを中心に、相手のディフェンスがそういうところであまり良くなかったので、そこにいいパスを周りの選手が出してくれて、決めることができて良かったです」

 ――ラマス日本代表ヘッドコーチが視察された試合では3戦3勝。
 「すごいですね(笑い)。ラマスさんに感謝です」

 ――次は中1日で好調のキングスと対戦。
 「僕らも若いチームと戦ってきている。次も(対戦するのは)若いチームになると思うので、気を引き締めて勝ちたいと思います」

 ――試合を重ねるにつれてケミストリーができてきている。
 「そういうのは絶対感じますね。試合の中でもそうですし、練習の中でもチームにケミストリーができていて、僕の中でも仲間の選手がどういうプレーがしたいのか、どういうのが嫌なのかというのも分かってきています。ちょっとずつ仲間と分かり合えてきていると思うので、そこが勝ちにつながっているんじゃないかなと感じます」

 ――今日はアイザイア・トーマスからのアシストで決めるシーンが多かったが、PGとの間にオフェンス面で呼吸ができてきているのか。
 「そうですね、ああいうスーパースターみたいな選手とやっていると、相手のディフェンスはそっちにいくので、隙を突いていけるところができてきてるんじゃないかなと思います」

 ――開幕してちょうど1カ月だが、どう振り返るか。
 「NBAという世界でもトップレベルにあたるリーグでプレーできていて、僕としても凄いうれしいですし、いろいろ学んでいます。NBAの生活というのも違うところがあるので、だんだん慣れてきたなというのは感じてきました」

 ――この1カ月で見えてきた新しい課題は。
 「やっぱり体調管理というのは絶対大事だなというのは思います。遠征もあるし、試合も続けて週に何回もある。僕も体調管理をしっかりやっていかなければいけないなというふうには思います」

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