渡名喜、慢心なき連覇 角田の階級変更で競争激化も貫禄勝ち

[ 2019年11月23日 05:30 ]

柔道 グランドスラム(GS)大阪大会第1日 ( 2019年11月22日    丸善インテックアリーナ大阪 )

合わせ技一本で優勝を飾った渡名喜(撮影・北條 貴史)
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 女子48キロ級は17年世界女王の渡名喜が初戦の2回戦から4試合を勝ち抜き、2年連続の制覇。寝技や反則を誘う試合運びなど手堅さが光った。52キロ級から角田が階級変更して競争激化が注目されたが、貫禄を示し「うれしい」と控えめに喜んだ。

 ただ「組み手(争い)からの投げ技を練習していたのに、全然出せず満足はしていない」とすぐに表情を引き締めた。東京五輪代表争いで2番手以下を大きく引き離しても「そこまで意識せず、一つ一つの試合で優勝できるよう頑張りたい」と淡々と次に目を向けた。

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2019年11月23日のニュース