南ア、12年ぶり3度目VへFW戦で押し切る PRコッホ「スクラムの癖は熟知している」

[ 2019年10月31日 05:30 ]

ラグビーW杯2019 決勝   イングランド―南アフリカ ( 2019年11月2日    日産ス )

南アフリカのデヤハーはウオーミングアップで「五郎丸ポーズ」(撮影・中出健太郎)
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 12年ぶり3度目の優勝を狙う南アフリカが30日、千葉県浦安市でイングランドとの決勝へ向け練習を行った。FW戦が鍵を握る状況で英プレミアシップのサラセンズに所属するプロップのコッホは「(同僚のイングランド代表)M・ブニポラとは練習からスクラムを組んでいる」とニヤリ。相手プロップではマーラー(ハリクインズ)とも対戦を重ねており「スクラムの癖は熟知している」とアドバンテージを挙げた。

 敵将ジョーンズ監督はリザーブにFW6人を入れる南アについて「後半出てくるFWの方が強い」と指摘しているが、“後半組”のコッホは「強さはほぼ同じだ」と主力級が2チーム分いると強調。「80分間同じ強さを保ち続けることが自分の仕事」と、後半に疲れた相手を突き放す戦い方をイメージした。

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