南アSOポラード ウェールズに4連敗中も「今回は中立な会場で、いいメンバーを選べる」

[ 2019年10月25日 14:18 ]

雨の中でキックの練習をする南アフリカSHデクラーク(撮影・中出健太郎)
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 ラグビーの南アフリカ代表が25日、ウェールズとの準決勝(27日)の舞台となる日産スタジアムで調整した。日本との準々決勝(20日)前のスタジアム練習と同じく、会場に姿を見せたのはキッカー陣だけ。小雨の中でSOハンドレ・ポラードはプレースキックやドロップゴールの感触を確かめ、日本戦で大活躍したSHファフ・デクラークもハイパントなどを確認した。

 ウェールズはFBリアム・ウィリアムズがケガでメンバーから外れ、代わりにリー・ハーフペニーがFBで先発する。会見した南アのムズワンディル・スティック・コーチは「(リアム・ウィリアムズは)クオリティーの高い選手なので欠場は大きいが、代わりに世界的な選手のハーフペニーを入れてきた。よく走る選手で、日曜日(27日)はハードなゲームになる」とコメント。

 15年W杯準々決勝で勝った(23―19)のを最後にウェールズには4連敗しているが、ポラードは「彼らの得意な戦い方にはまるとやられてしまうが、最近の対戦は年末が多く選手は疲労しきっていた。今回は中立な会場で、いいメンバーを選んだ上で対戦できるのでうれしい」と状況の違いを強調した。

 また、ウェールズSOビガーとの対決を「とても楽しみだ。過去数年はケガもしたが、世界一流の選手。いろんなスキルを持っているし、80分間の対戦は凄く楽しいものになると思う」と心待ちにしていた。

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2019年10月25日のニュース