レスリング阪部、ドーピング陽性で製薬会社を提訴「本当に重大」

[ 2019年10月25日 05:30 ]

ドーピング問題で製薬会社を提訴し、記者会見するレスリング男子の阪部創選手
Photo By 共同

 レスリング男子で20年東京五輪を目指す阪部創(26=自衛隊)が都内で記者会見し、禁止物質が製造段階で混入されたジェネリック医薬品(後発薬)を服用してドーピング検査で陽性反応が出た問題で、製薬会社に損害賠償を求めて提訴した経緯を説明した。

 「違反は一生履歴として残る。本当に重大なことだと認識してほしい」と訴えた。岡部鉱平弁護士によると国内でドーピング問題が裁判に発展するケースは初。沢井製薬(大阪市)や陽進堂(富山市)に慰謝料など約6000万円の損害賠償を求めて東京地裁に8日付で提訴した。

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2019年10月25日のニュース