リレー侍銅メダル サニブラウン、東京五輪へ「いい流れつくれた」 桐生「目標の色に届かなかった」

[ 2019年10月6日 09:07 ]

銅メダルを獲得し、抱き合う桐生祥秀(左端)と多田修平(中央)。サニブラウンも笑顔(AP)
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 陸上の世界選手権第9日は5日、カタール・ドーハで行われ、男子400メートルリレー決勝で日本は37秒43のアジア新記録で3位に入り、銅メダルを獲得。17年ロンドン大会の銅メダルに続く、2大会連続のメダルとなった。金メダルは米国、銀メダルは英国だった。

 日本の1走・多田修平(23=住友電工)は「最低限の銅メダルを取れたので良かった」と胸をなでおろし「ガチガチであまり覚えてないが、いい位置では渡せたのかな。自分の走りができた」と振り返った。

 2走・白石黄良々(23=セレスポ)は「自分の最大限の力を発揮して走ることを心掛けた。感覚的にはいい走りができた。(バトンパスも)スムーズにいけた。貴重な経験ができている」と手応えを感じた様子。

 3走・桐生祥秀(23=日本生命)は「桐生祥秀の話 目標の色(のメダル)にはまだ届かなかった」と反省。「(記録は)普通に良かった。バトンというよりも、ここからは個々の走力を上げていかないと」と課題をあげた。

 4走・サニブラウン・ハキーム(20=米フロリダ大)は「もうちょっといい色(のメダル)がほしかった」としつつも「アジア記録なので、来年に向けていい流れがつくれたのかなと思う。100メートルとは違った楽しさだった」とチームで勝ち取ったメダルに胸を張った。

 日本は4日に行われた予選で37秒78の好タイムを記録。予選2組目の2位に入り決勝進出を決めていた。

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