女子は高橋が2年連続頂点「勝って当たり前…そう思ってやってきた」

[ 2019年10月6日 20:23 ]

トライアスロン日本選手権 ( 2019年10月6日    東京・お台場海浜公園周辺特設コース51・5キロ=スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ )

連覇を飾った高橋
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 女子は昨年のアジア・ジャカルタ大会金メダルの高橋侑子(28=富士通)が1時間59分12秒で連覇を達成。男子も昨年覇者の北條巧(23=博慈会・NTT東日本・NTT西日本)が1時間47分19秒で2年連続の頂点に立った。

 高橋はスイム、バイクで先頭集団の好位置につけ、2・5キロを周回するランの1周目の終わりでギアを上げて後続を突き放した。「バイクの途中からラン勝負だと切り替えた」と振り返り、2年連続2度目の戴冠に「周りからも勝って当たり前と言われたし、自分もそう思ってやってきたので、一つのステップとして連覇は大きい」と喜んだ。

 17年に米国に拠点を移し、海外のトップ選手たちと汗を流す。「自分より速い選手がたくさんいるし、じわじわキツい練習をチームメートと切磋琢磨しながらできるのは強み」。連戦の中で試合後の休養日を減らし、課題とするランを中心に「毎日休みなく練習を積めた」ことでスタミナに自信を得た。

 今季のレースは残り2戦。日本の女子エースは慢心することなく「世界と比べるとランはまだまだ差がある。しっかり取り組んでいきたい」とさらなるレベルアップを誓った。

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2019年10月6日のニュース