奈良、昨季世界王者にフォール負け 敗者復活に五輪の望みつなぐ

[ 2019年9月16日 05:30 ]

レスリング 世界選手権第2日 ( 2019年9月15日    カザフスタン・ヌルスルタン )

男子グレコローマン97キロ級3回戦で敗れた奈良(下)(撮影・会津 智海)
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 男子グレコローマンスタイルが行われ、非五輪階級の63キロ級決勝でリオ五輪59キロ級銀メダルの太田忍(25=ALSOK)がマリャニャン(ロシア)を10―4で破り初優勝した。55キロ級の小川翔太(20=日体大)は銅メダル。五輪階級は97キロ級の奈良勇太(23=警視庁)が3回戦で敗れたが、16日の敗者復活戦に回った。67キロ級の高橋昭五(24=同)と87キロ級の角雅人(25=自衛隊)は敗退した。

 奈良は3回戦で昨季世界王者のエブロエフ(ロシア)に1分55秒でフォール負け。グラウンドからリフト技で豪快に投げられて抑え込まれ、「あんなに投げ飛ばされたことは国内ではない。力でも技術でも大きな差があった」と肩を落とした。それでも敗者復活に五輪代表の望みをつなぎ「世界で一番キツい練習をやってきたと思っているので、その成果を出したい」と切り替えた。

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2019年9月16日のニュース