伊調馨 決勝進出ならず…準決勝で北朝鮮選手に敗れる

[ 2019年4月26日 14:27 ]

レスリング・アジア選手権第4日 ( 2019年4月26日    中国・西安 )

準決勝で敗れたあと、感想を口にする伊調(撮影・中出健太郎)
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 2020年東京五輪で5連覇を狙う女子57キロ級の伊調馨(34=ALSOK)が、2年8カ月ぶりの国際大会で決勝進出を逃した。準決勝で昨年のジャカルタ・アジア大会優勝のチョン・ミョンスク(北朝鮮)に4―7で敗れた。3位決定戦に回る。

 伊調は開始30秒でバックを取られて今大会初失点(0―2)。1点を返した後にも投げ技をくらって1―6とされ、さらに場外に押し出されて1―7で第1ピリオドを終えた。

 第2ピリオドも低く鋭いタックルに手を焼き、残り1分でようやくバックを取って3―7。さらに残り10秒で1点を返したが、及ばなかった。

 初戦の2回戦では2012年ロンドン五輪代表の厳地恩(オム・ジウン、31=韓国)にテクニカルフォール勝ち。しかし、相手の頭が当たって前歯が欠け、治す時間もないまま準決勝に臨んでいた。

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2019年4月26日のニュース