錦織 4強進出!クレー巧者の粘りに苦戦も3戦連続ストレート勝ち

[ 2019年4月26日 23:20 ]

男子テニス バルセロナ・オープン ( 2019年4月26日    スペイン・バルセロナ )

ロベルト・カルバリェスバエナと対戦する錦織圭(AP)
Photo By AP=共同

 シングルス準々決勝で第4シードの錦織圭(29=日清食品)が、世界ランク104位のR・カルバリェスバエナ(26=スペイン)を6―4、7―5で下し、準優勝した16年以来3年ぶりの4強進出を決めた。

 14、15年に連覇したクレーコートで、世界ランク7位は格下の粘りに耐えた。第1ゲームいきなりブレークスタート。その後は相手のディフェンスに苦しみながらも左右へ相手を揺さぶり、ドロップショットが要所で冴え6-4で第1セットを先取した。

 第2セットは2度、40-0からブレークチャンスを逃した。初顔合わせのバエナは、直前の大会でツアー初優勝したクリスチャン・ガリンを下しての勝ち上がり。勢いに乗るクレー巧者相手に苦戦した。第11ゲームでようやくブレークに成功し、相手のケガで一時中断も集中力を切らさず直後のゲームで勝利を手にした。

 錦織は3戦連続ストレート勝ちで3度目の優勝へ前進。次戦決勝進出を懸け過去2勝1敗のメドベージェフ(ロシア)と対戦する。

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2019年4月26日のニュース