ハネタク、今季初戦で貫録の優勝「いい時の感覚が戻りつつある」

[ 2019年4月8日 05:30 ]

カヌー・スラロームの男子カナディアンシングルで優勝した羽根田卓也
Photo By 共同

 16年リオ五輪のカヌー・スラローム男子カナディアンシングル銅メダリスト、羽根田卓也(ミキハウス)が富山市井田川カヌー競技場で行われたジャパンカップ第1戦で今季初戦に出場し、減点なしの89・71点で優勝した。

 予選、決勝とも2位以下に大差をつけたが、手応えを示したのは予選。ダイナミックな動きで、ミスなく旗門を攻略し「持ち味の身のこなしや、ターンの時のひねりがうまくできた。いい時の感覚が戻りつつある」と収穫を強調した。昨季はW杯と世界選手権で一度も決勝に進めなかった。重要なシーズンが幕を開け、31歳の日本の第一人者は「自分にプレッシャーをかけていく」と気を引き締めた。

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2019年4月8日のニュース