入江 平成最後の競泳日本選手権へ気合「いいタイムを」

[ 2019年4月2日 05:30 ]

<競泳日本選手権練習日>練習中に笑顔を見せる入江陵介(上)(撮影・小海途 良幹)
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 競泳の世界選手権(7月、韓国・光州)代表選考会を兼ねた日本選手権は2日、東京・辰巳国際水泳場で開幕する。100メートル、200メートルの背泳ぎに出場する入江陵介(29=イトマン東進)は16歳だった06年に平成生まれとして初めて日本代表入り。新元号の発表をテレビで見届けてから前日練習に姿を現し「平成最後の日本選手権で、いいタイムを出したい」と力を込めた。

 12年ロンドン五輪で銀メダル2個、銅メダル1個を獲得したが、16年リオ五輪は低迷。17年から練習拠点を米ノースカロライナに移した。昨夏のパンパシフィック選手権で主要国際大会で4年ぶりにメダルを獲得。復活への階段を上っており「若い選手が出てきてほしい気持ちもあるが、まだ譲りたくない」とプライドをのぞかせた。

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2019年4月2日のニュース