山県亮太 今季初戦は米国「できれば自己ベストに近いタイムで走りたい」

[ 2019年2月16日 18:55 ]

トークイベントに出演した山県 
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 陸上男子短距離の山県亮太(26=セイコー)が16日、今月から行う米国合宿中に今季初戦に挑むことを明かした。都内で行われたトークイベント後に取材に応じ「できれば自己ベストに近いタイムで走りたい」と意気込みを語った。

 合宿地は12月に渡米したときと同じフロリダ州のIMGアカデミーを拠点とし、3月下旬のレースを予定しているという。前回の合宿で施設面などの好感触を得たといい「フロリダの開放的な空気も楽しみ」と話していた。

 去年のオーストラリア合宿中に出場した初戦は10秒15。今年は4月にアジア選手権(ドーハ)も控えるため、まずはピークを春先に定めている。年明けから行ったグアム合宿、沖縄合宿でスタートに修正を加えているといい「アジア大会のリベンジではないが、アジア王者を目指したい」と先を見据えていた。

 トークイベントでは、JOC副会長の橋本聖子氏(54)から「リオ五輪直後に、(東京五輪では)JOCの目標として400メートルリレーメンバー全員9秒台ですと言いました。それを叶えて欲しい。アスリートにプレッシャーはかけるもの。プレッシャーはどんどんかけて良いと思っています」とハッパをかけられる場面もあった。山県は「20年の前年なのでそろそろ9秒台は出したい。世界選手権も10月にあるので、準決勝で9秒台を出せれば決勝に残れる。そこを今年最大の目標にしたい」と話していた。

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2019年2月16日のニュース