IOC、4競技で南北合同チーム 会長「さらなる一歩」

[ 2019年2月16日 05:30 ]

3者会談を終え、記者会見するIOCのバッハ会長。左は韓国の都鍾煥・文化体育観光相、右は北朝鮮の金日国体育相=15日、スイス・ローザンヌ
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 国際オリンピック委員会(IOC)は15日、スイスのローザンヌで20年東京五輪での韓国と北朝鮮の合同チーム結成に向けた3者会談を開き、バスケットボールの女子、ホッケーの女子、柔道の混合団体、ボートの4競技で結成することに合意した。

 今後、南北の合同チームで出場権獲得を目指す。南北は共催で32年夏季五輪の招致を目指すことも正式に申し入れ、IOCは歓迎する意向を示した。バッハ会長は「スポーツがいかに朝鮮半島や世界の和平に貢献できるかを示す、さらなる一歩となる」と協力姿勢を強調した。

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2019年2月16日のニュース