小林陵侑「ビッグジャンプを見て」 ジャンプW杯札幌大会へ意欲

[ 2019年1月25日 12:43 ]

会見で記念撮影する(左から)佐藤幸、小林陵、ピョートル・ジワ
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 スキージャンプ男子W杯札幌大会(26、27日、大倉山)の記者会見が25日、札幌市内のホテルで開かれ、史上3人目となるジャンプ週間全勝優勝を飾るなど今季総合首位に立つ小林陵侑(22=土屋ホーム)らが出席した。小林陵は「見に来た皆さんに喜んでもらえるビッグジャンプを見てもらえるように、優勝を目指して頑張りたい」と抱負。現在W杯9勝で、今回勝てば原田雅彦を抜いて日本人単独3位となる通算10勝目だが「それは考えてない」と語り、「久しぶりの大倉山なので楽しみにしている。ホームなのでいいジャンプを見せられたら」と意気込んだ。

 20日の個人第14戦(ポーランド・ザコパネ)で自身初のW杯表彰台となる3位に入った佐藤幸椰(23=雪印メグミルク)は「今年シングル(1桁順位)に入れるとも考えてなかった。陵侑さんの波に乗れたんじゃないか」とニヤリ。札幌大会へ向けては「日本チームのプレッシャー、原田(雅彦)監督、岡部(孝信)コーチの無言のプレッシャーに勝ちたい」「(日本開催は)言葉が分かりすぎて、いらない情報が入ってくるのがマイナス」などと話して笑わせた。

 また、総合3位につけるピオトル・ジラ(32=ポーランド)は小林について「もの凄く強いが、全体のレベルアップにつながっているのでジャンプ界にとって良いこと」とコメント。「良いジャンプで納得できる結果を残すことが目標。大倉山は個人的には好きなジャンプ台」と話した。

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