早実　急転アカクロ着用ＯＫに　セカンドジャージーのはずが…大会主催者から連絡

２回戦でＢシードの流経大柏と対戦する早実のＦＢ小泉怜史
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　第９８回全国高校ラグビー大会（東大阪市・花園ラグビー場）で、３０日の２回戦でＢシードの流経大柏（千葉）と対戦する早実（東京第１）が２９日、神戸市内で練習。大谷寛ヘッドコーチは、当初決まっていた白を基調とするセカンドジャージーではなく、早大と同じ“アカクロ”のファーストジャージーを着用して試合に出場することを明かした。

　２６日の代表者会議で、流経大柏のファーストジャージーと見分けが付きにくいとされ、セカンドジャージーの着用が決まっていた早実。ところが１回戦の名護戦に快勝した前日２８日の夕方、大会主催者から連絡があり、アカクロの着用が認められることになったという。詳細な経緯などは不明ながら、夜のミーティングで伝えられたフィフティーンは大喜び。ＦＢ小泉怜史（３年）も「うれしいですね。モチベーションも上がります」と喜色満面だった。

　早実のファーストジャージーは７９大会ぶりの全国大会出場が決まった後、ＯＢ会の支援で５年ぶりに新調されたもの。今年度、白襟が復活しデザインもリニューアルされた早大のファーストジャージーと同じものだという。

　練習では前日の疲れも見せずに約２時間、流経大柏対策に着手。小泉は「まずはディフェンスからです」と言葉に力を込めた。