宇野 納得NHK杯初V「後味が割と悪くない演技」 GPファイナルも決めた

[ 2018年11月11日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第2日 ( 2018年11月10日    広島県立総合体育館 )

<フィギュアNHK杯第2日>フォトセッションでおどけたポーズを求められ戸惑う宇野昌磨(左から2人目)とポーズを決めるボロノフ(左)、リッツォ(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、SP首位の宇野は183・96点をマーク。合計276・45点で逃げ切り、NHK杯初優勝を飾った。自身初のGPシリーズ連勝で、通算5勝目を挙げた宇野は「後味が割と悪くない演技」と納得感を漂わせた。

 自らの感覚を信じた。冒頭の4回転サルコーが回転不足。後半の4回転トーループ、3回転サルコーで着地に失敗し、連続ジャンプにならなかった。前日のSPでは4回転トーループで転倒したが、この日の公式練習で樋口コーチに「試合でコントロールしたい」と自らの滑りを貫くことを直訴。宇野は「自分を信じることができたのはこのフリーが初めて」とうなずいた。

 これで4年連続のGPファイナル出場が決まった。昨季はGPファイナル、平昌五輪、世界選手権の全てで銀メダル。シルバーコレクター返上へ「まずはショート、フリーともにまとめるところからスタートしたい」と前を向いた。

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