羽生結弦、SPで今季世界最高106・69点で首位!今季GPシリーズ初戦

[ 2018年11月3日 21:05 ]

<フィギュアGPシリーズ・ヘルシンキ大会>男子SPの演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦、フィンランド大会の男子ショートプログラム(SP)が3日、ヘルシンキで行われ、今季GPシリーズ初戦となる羽生結弦(23=ANA)が9番滑走(最終組4番手)で出場。106・69点を記録し、今季初戦だった9月のオータム・クラシックの97・74点を大幅に上回り、ルール変更後の自己ベストを更新、堂々の首位発進をした。

 106・69点は、今季のルール改正後の9月に宇野昌磨(20=トヨタ自動車)がロンバルディア杯でマークした104・15点を抜き、今季世界最高得点。

 SPは「秋によせて」の曲に乗って滑走。4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半)、4回転―3回転の連続トーループの3つのジャンプに挑み、連続ジャンプで着氷が乱れたものの持ち堪えた。

 今回のGPシリーズは中国が開催を返上したため、急きょフィンランドで初開催となった。ジュニア時代に初めて国際大会に出場し、17年の世界選手権で優勝した思い出の地で好発進した。

 2位にはミハル・ブレジナ(チェコ)で93・31点、3位に金博洋(中国)が85・97点、田中刑事(倉敷倉敷芸術科学大大学院)は7位で80・60点だった。

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